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SPECIAL

キャラソン&ドラマアルバム“狂竜病は怖いよ!”
レコーディングレポート

カーミラ役
櫻庭有紗さん

—— 演じているカーミラは、どんなキャラクターですか?

 ひと言で言うとポンコツなんですけど、彼女自身は頑張っているつもりなんです。 花子のために全力で尽くして…。でもそれ以外は酒癖が悪かったり、一見強そうなのに弱かったり、いろいろな意味でどんどん期待を裏切っていくキャラクターです(笑)。ただその分愛しがいのある子だなぁと思って演じていました。超美人なお姉さんなのに、何かすると全部ダメなところとか。源蔵と絡むときには、けものではない容姿ゆえに、源蔵に対してのヒール役になってしまって一方的にやられまくったり、ちょっと不憫なんですけど…でもこの作品には、欠かせない存在だなと私は思っています(笑)。ちょっと不憫ですけど。

—— 見た目はかなり強そうなのに…。

 爪も伸びたり、戦闘に向いた装備は持ってるんですけどね。うまく扱えてないんですかね?

—— 源蔵の相手にはなってないですよね。ちなみに自分に似てるなぁというところはありますか?

 尽くすところは似てると思います…。

—— 酒癖ではなかったですね。

 酒癖ではないです! 私も飲みますけど、あんなふうにはなりません! ちゃんとおうちに帰ります(笑)。でも尽くしちゃうところは似てますね。私も友達や後輩に「この子かわいい!」ってなると何でも面倒を見ちゃうんです。困ってたら助けるよ、みたいな。この人のためなら何でもしちゃうってところは似てますね(笑)。

—— アニメ本編のアフレコはどうでしたか?

 ホントずっと楽しかったです。ギャグアニメなので笑いどころは台本にも最初から仕込まれているんですけど、源蔵とカーミラって、誰かが本線でしゃべってる裏でやり合ってることが多いんですよ。そういうときは基本アドリブなので、小西克幸さんとの戦いになるんです。もちろん大先輩なので沢山引っ張って頂きました…!でも、たまにすごく無茶振りをされるんですよ(笑)。それこそ今回のCDに収録されてるドラマ『狂竜病は怖いよ!』では、「九九を言いながら逃げるんじゃねー!」ってアドリブをふられていまして(笑)。九九を言いながら逃げるって何?!みたいな。そういう瞬発力が必要なセリフをぶっこんでくださったりするので、とても鍛えられました…!(笑)。  あとはアニメ本編だと、テストと本番で違うことを言うんですよ! 例えば原作にもあるんですけど、カーミラがセクシーポーズをしたときに、源蔵さんが15点って言うんです。でもそれを本番で小西さんが2点に下げてきたんですね。その後に私は思わず、「下がってんじゃねーか!!」って言っちゃって(笑)。これって原作を読んでたり、アフレコのテストテイクを見てないとわからないネタだと思うんですけど、どうしよう、視聴者の方に伝わるかな…そもそも使われてるかな…と思ってオンエアを見たらそのまま使われてて、『けものみち』っていいな!って思いました(笑)。自由にやらせていただけて、面白かったら何でもあり!みたいな感じで。

—— 最後に小西さんからは、よく俺についてきたな的な、ねぎらいのコメントは言われなかったんですか?

 いえいえとんでもないです、まだまだ全然ですから。小西さんには本当に助けていただいてばかりで…。アフレコ時は小西さんのお隣に座らせて頂いているのですが、1ページ半くらい源蔵にやられているアドリブを一人でやらなければいけないとき、ここはこうしたらいいよってアドバイスをくださって、そのおかげで長い一人旅を乗り切ることが出来ました。

—— 今日のレコーディングでも、やられる風に歌ったところがありましたけど、それにも活きました?

 いえ、実は私の中でやられの使い分けがあって、花子にやられているときと源蔵にやられてるときって違うんですよ。今回の曲では花子にやられてるので…。

—— どう違うんですか?

 源蔵さんの場合、プロレス技なので絞め技が多いんです。こっちが苦しいと言うまでギュギュギュっとやられるんですけど、花子の場合は打撃なので、一撃でズンと行ったら、そのままガクって崩れ落ちるんです。そこがちょっと違います(笑)。

—— お嬢様…と言いながら息絶えるところも良かったですね。

 あれは本編で一度やられて「お嬢…様…」ってなるシーンがあって、それが気に入っていたのでキャラソンにも織り込んでいきました。

—— 今回の「ネバギバForever!」は、ガヤ録りがすごく楽しい曲でしたね。

 音源をいただいたときに、カーミラってポンコツというのがベースにあるので、歌うとどうなるんだろうって思ってたんです。歌もへたくそ!みたいなポンコツの方向性だったら、キャラソンは…どうしたら…と。でも歌詞カードを見るとアドリブの箇所があって、ちゃんとやられてる…ダメさが出てる!と思って、カーミラのキャラソンとして完成させられるかも!と思いました。

—— ちなみに他のふたりは、ガヤ録りはなかったですけどね…。

 なにーー!!! でもオイシイですね(笑)。ふたりの音源はまだ聴いてないですけど、きっとかわいいんでしょ! 知ってます!早く聴きたい!!

—— でも、歌自体は難しかったですね。

 最初にいただいた仮歌からキーを3つ下げたんです。そのままのキーで歌うとカーミラではなくなってしまって。本編で演じているときもベースは割と低いところで作っていて、カッコいいと見せかけたポンコツというところがあるんです。だから歌でもカッコいいところをチラッとでも見せられたらなと思ったんです。この曲ならAメロの一番最初の2行まではカッコいいじゃないですか。でもすぐにやられるんですけど。そこでギャップを持たせたいなと思って、低いところにしてもらいました。

—— 本当に最初の2行だけでしたね…(笑)。

 あははは(笑)。とはいえサビでは高いまま歌うところが連続していたし、ロングトーンもあったりして不安だったんですけど、歌いごたえがある曲でした…。

—— 先程少し話しましたけど、《アレ? 何か忘れてる》のところは、花子に殴られた後ふうに歌ったんですよね。

 そうなんです!とても素敵なディレクションを頂いて。そのブロックの頭、2番のAメロの入りとかは、隣にお嬢様がいてニヤニヤしながら歌うことを心がけてやったので、お芝居してる風で面白かったです(笑)。その後案の定お嬢様に殴られて、あ、いつものやつだ…っていう感じでした(笑)。

—— だから基本2行だけなんですよね、カッコいいのは。

 そうですそうです。そこからすぐにオチに向かって突っ走っていくので、彼女の企みが成功することはありません。

—— でもすぐに立ち直るのがカーミラの良さで、歌詞にも《怒られても めげない気持ち 大事にしたい》とあるんですよ。

 あははは(笑)、本当にそうなんです。そこがカーミラのいいところでもあるんですけど、悪い言い方をすると学習しないんですよね(笑)。そこもポンコツの愛すべきところです。

—— 櫻庭さんは立ち直りは早いほうですか?

 すごく強がりなので、凹んでても周りには見せないタイプです。家に帰ってお風呂で反省します。

—— だから意外と共感するところが多い歌なんですよね。

 そもそもカーミラは、オーディションを受けたときから「わかるな~」って感じだったんです。ヴァンパイアという設定ではあるけど人間臭いし、ダメだけど前向きだし、ダメって悪いことではないんだなと思いました。カーミラと似てるなぁと思いつつ、元気ももらえるんですよ。だからこの曲からも勇気をもらってほしい。「ネバギバForever!」ですから! 永遠に諦めない。

—— カーミラの魅力が詰まった1曲になりましたね。あとレコーディングを見ていて、結構ガヤとかは櫻庭さんの意見が反映されながら作り上げていきましたね。

 生意気にも、沢山のお願いごとを聞いて頂きをました…。本当にすみません!(ミキシングルームを見ながら)。でも、キャラソンってキャラクターの一部だと思うし、キャラソンを手に取る方って、本当に作品を好きでいてくださる方だと思うので、そういう方が聴いてもカーミラのキャラソンはこれだよね!と思ってもらえるところを狙いたくて。歌の技量はプロのボーカリストには敵わなくても、それ以外で、1クール演じてきた私なりのカーミラの解釈を活かせたらなと思って、ここはこうしたらどうなるかな?と思ったところは勇気を出して言ってみたんですけど、温かく受け入れていただけてとてもありがたかったですし、嬉しかったです。

—— では。CDドラマ「狂竜病は怖いよ!」のおすすめポイントは?

 個人的なところになるんですけど、カーミラってアニメ本編だとけものではないという一点で減蔵にひどい扱いを受けてるんです。でも実は……っていう展開があります。源蔵が初めてカーミラにわきわきするシーンがあって、それが私的に嬉しいやら複雑やらではあるんですけど(笑)、いつもはないカーミラと減蔵の描写があるのでお楽しみにしてほしいです。

—— では最後に、ファンへメッセージをお願いします。

 アニメ本編同様、『旗揚!けものみち』のゆるいギャグ満載な感じがたっぷり詰まった1枚になってると思うので、本編の拡張版みたいな感じで、この作品が好きな方は絶対に楽しめると思います。CDドラマだと絵に合わせるための決められた尺がない分、いつもより更に自由に演じられましたし、歌のほうもありったけのカーミラへの愛をこめて歌ったので、ぜひ聴き込んで、覚えてくれたら嬉しいなと思います。どうぞよろしくお願いします!

花子役
八木侑紀さん

—— 演じている花子について、その魅力はどんなところだと思いますか?

 花子は見た目からして、ものすごくかわいくて、原作を読ませていただいたときから花子が一番好きで…。オーディションのときも、こんなかわいい子を受けられるんだ!という嬉しさがまずあったんです。漫画の印象では、どちらかというとお嬢様というところが全面に出ているような気がしたんです。服装やしゃべり方も「~ですわ」口調だったので。だからお嬢様気味に演じていたんですけど、どちらかというと腹ぺこな女の子を全面に出してくださいと、オーディションのときも本編が始まってからもディレクションがあったので、お嬢様というより、ただの食いしん坊な女の子として演じるようになっていったんです。でも、そこが一番かわいいところなんですよね! いっぱい食べる君が好き!みたいな感じで、ツイッターを見ていても花子がたくさん食べているところがかわいいというコメントをたくさん見るので、食べるのに比例してかわいさが増していく不思議な女の子です。

—— どんな腹ぺこディレクションが入るんですか?

 グリフォンを食べるときに「かじってる部位を想像してください」みたいな? 「足をかじるのか、腕をかじるのかできっと食感が変わるから」と言われて、なるほど!と思いました。

—— 細かい。でも、あれだけ食べてくれると気持ちはいいですよね。

 ただ、花子をやり始めてから自分の食事量が増えてしまって…(笑)。食費はかかるし体型維持が大変!っていう(笑)。『旗揚!けものみち』の収録があったときの晩御飯はめちゃめちゃ食べてましたね。これまで家系ラーメンも全部食べきれなかったんですけど、それを全部食べられるようになってしまって、家系ラーメン美味しいな!って思いました。

—— ちなみに、八木さんの大好物は?

 人生で一番好きな食べ物、死ぬ前に食べたいのは、さくらんぼの佐藤錦です(笑)。

—— かわいらしい。そして今回のCDにはCDドラマ「狂竜病は怖いよ!」が収録されるそうですね。

 TVアニメのアフレコは終わっていたので久しぶりで不安もあったんですけど、最初から一気に『旗揚!けものみち』の世界に入り込めました。それはもちろん、小西(克幸)さんが引っ張ってくださったからというのはあるんですけど、とにかく自由に! ドラマCDなので、いつもより自由にやっていました。

—— 内容的にはいかがでした?

 面白かったです! アニメでは出てこなかったシグレのセクシー要素もあったりして。それと原作にはあるんですけどアニメに盛り込めなかった部分もCDドラマにはぎゅぎゅっと盛り込まれているので、原作と合わせて聞いてもらえると嬉しいです。

—— そしてキャラソンでは「モグモグTasty!」を歌いましたが、曲を最初に聴いたときの印象は?

 曲調が明らかにかわいかったので、導入部分を聴いたときに一旦止めて、「かわいいどうしよう!」と動揺しました(笑)。かわいい曲が歌えて嬉しいんですけど、途中で言葉が早くてテンポが良いところがあって、私、歌えるのかな?と思ったりしたので、いっぱい練習しよう!と思いました。

—— そういう場合はどこで練習するんですか?

 家で練習します。自分の歌をスマホで録って、それを聴くというのを繰り返してましたね。

—— そこまで練習して、全然違う感じを求められた場合はどうするんですか?

 練習のときから、柔軟に対応できるようにいろんなパターンを考えながら練習していたんですよ。

—— なるほど! ちなみに歌ってみて、ここがポイントだなというところはありましたか?

 歌詞は全部かわいいんですけど、Dメロの落ちているところはディレクションもあって、「《それでも 好きだから》のところがキーになるので」とおっしゃっていたので、私もハートマークいくつ分込められるかなぁと思いながら歌っていました。そこは腹ペコのかわいさというより、女の子としてのかわいさみたいなことをすごく考えました。

—— 告白されているような感じはしますよね。

 そうですよね…(笑)。

—— レコーディングで、最初に通して歌ったときと本番で、ニュアンスの込め方が全然違っていたのに驚いたのですが…。

 最初に通して歌ったときは練習してきた、キャラにも聴こえるし歌にも聴こえるくらいの真ん中で歌ったんです。でも、「もっとキャラクターでいいよ」と言ってくださったので、そうなんだ!と思って、めちゃめちゃ込めました。

—— すごく花子の感じが出ていますね。では歌っていて大変だったことはありますか? 

 ラストサビの《おかわり》のところの転調は、私がキュンとしたポイントでもあるんですけど、そこがものすごく花子っぽいと思うんです。結構高音なので「出る?」って心配してくださったんですけど、でもかわいさを保ったまま一番かわいく歌えるよう、ここにてっぺんを持ってこれるように頑張りました!

—— 最後に歌い終わったものを聴きましたが、どうでしたか?

 もちろんいいテイクを選んでくださったというのはあるんですけど、自分の中で作ってきたものより、ディレクションしていただいた後のニュアンスのほうが良かったりすることばかりだったので、やっぱりキャラソンは一人ではなくみんな創り上げるものなんだなと思いました。

—— それが顕著に出たのはどのあたりですか?

 テンポが速いところは、リズムにとにかくハメていくように練習してきたんですけど、それよりもキャラっぽく崩して、ここを強く歌った方が花子っぽくなるよと言われてやってみたらその通りになったんです。ぜひ聴いてみて欲しいです!

—— ちなみにTVアニメで好きなシーンはありますか?

 全部好きなんですけど、4話で、シグレがおしんみたいになるところがすごく好きで。あのシーンを見て、貧乏にしている罪悪感を感じました。私は花子であり花子ではないんですけど、花子の気持ちで、ご飯をたくさん食べてごめんなさいと思ってました(笑)。

—— ちなみに、プロレスに興味は?

 この作品に関わって、特番で女子プロの方ともお会いしたので、見に行きたいなぁと思ってます。プロレスに詳しい方と一緒に行きたいですね! 解説をしていただきたいです。

—— もう一つの要素、動物(けもの)もかわいいですよね。

 かわいいんですけど、花子を演じていると、それにすべて「美味しそう」というフィルターがかかってしまうので、かわいいというより食料だと思ってしまうんですよね…。

—— (笑)。では最後に、ファンへメッセージをお願いします。

 作品をご覧いただいている方には『けものみち』の魅力は十分伝わってると思うんですけど、やはり深夜に見てなんぼ、疲れているときに見てなんぼだなと思うんです。心が疲れたときこそ『旗揚!けものみち』を何度でも見直してほしいと思います。まだ見たことがない人は新しい扉が開けると思うので、プロレスと異世界という新しい世界観をぜひぜひ見ていただきたいです。そして、作品を味わったあとにはアルバムも手に取って聴いていただきたいです。ミニドラマはアニメ以上に自由ですし、歌にはキャラクターらしさがギュッと詰まっていると思います。花子をかわいいと思ってくれてた人は、もっと花子が好きになる曲だと思いますので、ぜひ3時のおやつとか、お食事時にもぐもぐご飯を食べながら聴いてくださると嬉しいです、よろしくお願いします!

シグレ役
関根明良さん

—— ここまでシグレを演じてきて、どんな子だなと思っていますか?

 私がシグレちゃんを紹介するときによく言っていたのは「不憫な守銭奴」なんですけど…(笑)。本当にお金が大好きなんですよ! 源蔵さんたちがお金をちゃんと稼いでくれない中、アリさんと一緒に頑張って稼いでるんだけど、それを使われてしまうという。お金は好きなんだけど貯まらないなぁという子です。

—— 不憫ですね…。

 守銭奴ってお金に一途というか、お金だけというイメージなんですけど、不憫が付くと、お金に一途になり切れない切なさが出るかなと思ってます(笑)。

—— ちなみにオーディションでの思い出はありますか?

 実はオーディションを受けることが決まったのが直前だったんです。なので前日の夜に原作を買って読んだんですけど、本当に笑ってしまって(笑)。シグレを見て、ずっと叫んでるー!と思っていたんですが、そうやってパッと目についた子がシグレちゃんだったので、この子を受けたい、そして受かりたいなぁと思っていました。だから今、シグレちゃんに関わらせていただいていることが本当に幸せだなぁと思います。

—— シグレは、叫んでたという通り、ツッコミキャラだと思うんですけど、関根さんはツッコミとかは入れなそうですよね?

 もう私とは全然違います。似てるところと言えば、ケチなところくらいです(笑)。私はお金を使わず、お金が貯まっていくのが好きなので、そこに関しては似ているかもしれませんが、基本的には真逆のところにいる子じゃないかなと思ってます。性格的なところも、彼女は裏表なく、欲望もすべて出していく子ですけど、私は考え込んじゃうタイプなので、こういう風に生きていけたら楽しいだろうなぁって、憧れます。

—— でもそうなると、演じるのは楽しいですよね。

 はい! 本当にエネルギッシュなので。

—— アフレコはいかがでした?

 常に笑っていた印象があります。みなさんのアドリブが本当にすごかったので、笑わないようにするのに必死でした。ただ、冷静にツッコミを入れていると置いていかれてしまうので、みなさんと同じくらいの速度で走りながら、ゼーハーしながらツッコんでいくという感じでした。

—— 小西克幸さんなどの先輩声優陣も濃かったですよね?

 でも全部受け止めてくださる体制が整っていたというか…。何をやっても返してくれたので、とりあえず私は、今持っている力をすべて出していこう!という感じでした。アフレコはすごく熱かったです。

—— そしてこのCDにはドラマCDも収録されます。

 ドラマトラックも例に漏れずアドリブがいっぱいあって、原作にはないシーンもたくさんあったので、原作からどこが増えたのかも探していただき、その違いも楽しんでいただけたらなと思います。個人的に、シグレの思わせぶりで誤解させてしまうようなことを言っているあのシーンを頑張って演じたつもりなので、聞いてください(笑)。

—— さて、今作でシグレのキャラソンを歌うことになったのですが、「ドキワクEveryday!」を聴いた時はいかがでしたか?

 どんな曲なんだろうと思っていて。収録中にひろゆき役の末柄里恵さんとキャラソンが歌えるとしたらどんな曲が来るだろう?っていう話をしていたんです。誰が真面目な曲を歌うのかな? 誰がかわいい曲担当かな?とか。でも実際に曲をいただいたらすごくかわいくて元気な曲だったので、「うわ~~うれしい!」って思いました。歌っていても、あの場面のことだなぁって思い浮かぶような歌詞が多かったです。

—— 具体的にはどのあたりですか?

 一番大好きなところが《増えてゆく拾いもの》という歌詞で(笑)。シグレちゃんはほとんどすべての回で剣を拾っているんですけど、陽炎さんだけでなく、ハンター1、2、3の人のも拾ったよねって思いながら、そこを歌うたびにニヤッとしてしまいました。しぐれの悪い顔が思い浮かびました。  あとは《この生活でひとつ(ふたつ)みっつ 増えてゆく思い出》のところです。1つ目が源蔵さんで、2つ目に花子さん、3つ目にカーミラさんと、友だちが増えていくようなことを思いながら歌っていました。最初は源蔵さんとふたりでの掛け合いだったけど、そのあとに花子とカーミラが来たという収録の思い出も蘇ってきました。

—— レコーディングはスムーズでしたが、事前にかなり練習したのですか?

 曲をいただいてからず~っと聴いてました。すぐに好きになったので、いつものBGMのひとつのような感じで。

—— レコーディングを終えてどうですか?

 褒めていただけたので楽しくなってしまって(笑)。最初にどう歌ったらいいですか?って話をしてたんですけど、「楽しく収録していくことがモットーなので」と言ってくださったので、私も何も考えず楽しく歌おう!と思って歌っていたら褒めてくれるじゃないですか。ウェイ!って感じですよね(笑)。どんどん楽しくなっていきました。

—— そして1番をもう一度歌い直すという(笑)。

 そうですね。喉が温まってきて高いところもスムーズに出るようになったので、もう一度一番を歌い直しましょうと。

—— それは自分でもわかったんですか?

 レコーディング前にカラオケに行って喉を温めていたんですけど、普段はバラードとか、暗い曲を歌うことが多く、明るい曲はあまり歌わないんです。だからついカラオケでも静かな曲を入れてしまって、このあと明るい曲を歌うんだったと思って入れ直すみたいなことをしてたんですけど。

—— ちなみに普段は何を歌ってるんですか?

 KalafinaさんやLiaさん、Aimerさんとかですね。ゆったりとした曲ばかりなんです…。

—— 確かに今回の曲調とは全然違うジャンルですね。でも、しっかりシグレは込められたのでは?

 込めたつもりです! 本当に自分とは性格も真逆な子なので、腕はずっとガッツポーズの体制でした。

—— コーラス収録もスムーズでしたが、それはKalafinaさんなどを歌っていた賜物かもしれないですね。

 そうですね(笑)。できているかは別として、自分で主線を録ったあとにもうひとつかぶせて歌うという遊びを普段からしていたんです。それがちゃんとハモれているかは別問題ですよ! あぁ、引っ張られるなぁって思いながら歌うのが楽しかったんです。

—— それをひとりでやってたんですね。

 やっぱり友人と行くとしっとりとした曲は入れづらいじゃないですか。だから楽しみはひとりで…みたいな感じで歌っていました。機種によるんですけど、録音をして、それを流しながら違うところをハモるみたいなことをしていました。あー寂しい(笑)。

—— その努力の成果がCDに出てると思いますが、最後に読者にメッセージをお願いします!

 アニメを見て、曲を聴いていただけたら、アニメの場面が思い浮かぶような、そんな曲になっていると思うので、笑って聴いてもらえたら嬉しいです。お願いします!